冷凍してある食材を美味しく食べるには、
その食材に合わせた温度で解凍する必要があります。
一般的に、食材が凍るのは0°Cと言うイメージがあると思いますが、
実は0°Cで確実に凍るのはお水だけです。
食材によって違いはあるものの、
実際には-3°Cから0°Cの間で凍るので、少し幅があるのですね。
そこに、食材の厚みが関わってくるので、
食材によって解凍ムラが出来てしまうことが多いのです。

牡蠣は、薄い部分と厚みのある部分があるので、
解凍ムラが出来やすい食材です。
そのため、電子レンジや冷蔵庫、流水や室内での解凍だと、
あまり美味しく解凍することが出来ません。
そんな冷凍してある牡蠣を美味しく食べるために、
上手に解凍するには、氷水を使うという方法がおすすめです。
一見、氷水につけても、冷凍食材は溶けないと思えるでしょう。
ですが、氷水による解凍は、旨味成分などを含む解凍液が
激減する理想的な解凍方法なのです。

氷は熱伝導率がとても高いので、凍った牡蠣から冷たさを
どんどん奪って行く上に、1°C前後の低温を保ち続けるので、
食材の温度を無駄に上げることなく解凍出来ます。
しかも、氷水だと、形が複雑な牡蠣のどの部分にも密着するので
均等に凍った部分を溶かしていくことが出来るのです。
氷水の解凍方法はとても簡単で、氷水にジップロックなど
水が入らない袋に入れた牡蠣を入れておくだけです。
袋の空気はしっかり抜いて、浮いてしまうようなら重しをのせましょう。
これで牡蠣が溶けたら解凍完了になり、美味しく食べることが出来ます。