サバは脂が多い魚ですが、冷凍をしたものを調理すると、
パサパサになってしまうことが多いようです。
サバの美味しさは脂にある、と言ってもいいので、
パサパサになったものだと美味しさを感じることはないでしょう。
その原因は、冷凍してあるからではなく、解凍の仕方に問題があります。

一般的なサバの解凍方法は、20分ほど流水解凍をしたり、
室温で常温解凍するという方法になります。
この方法は間違いではないのですが、急に温度が上がってしまうため、
旨味を含んだドリップという解凍液がどんどん出てしまいます。
解凍液が出て行ってしまうと、旨味や栄養、そして脂も抜けてしまうので、
サバの本当の美味しさを楽しむことが出来ません。

ですので、冷凍してあるサバを美味しく食べる上手な解凍方法は、
冷蔵庫で解凍するというものになります。
冷蔵庫なら、冷凍状態のサバとの温度差が小さいので、
急激に温度が上がることはありません。

そのため、解凍液が出る量が少ないので、
栄養分や旨味をしっかり残したまま解凍出来ます。
この時のポイントは、半解凍状態になったら調理をするということです。
すでに、半解凍でも解凍液が出始めているので、
半解凍になった時点で調理をしてしまうと、旨味を閉じ込められるのです。

焼き魚にする場合には、あらかじめグリルやフライパンに火を入れておきましょう。
グリルでもフライパンでも、身の方から焼くようにしてください。
また、アルミホイルで包んで焼くと、熱が均等に行き渡るので、
ふっくらと美味しく焼き上げることが出来ます。