働いているお母さんや、母乳の量にムラがある場合、
母乳を冷凍保存しておくととても便利です。
母乳パックは、50ml、80ml、100mlなどいろんな大きさがあるので、
搾乳した分だけ小分けにして冷凍保存が出来ます。
冷凍した母乳は、約1ヶ月間は保存しておくことができますが、
赤ちゃんが必要な栄養分は日々変化していくので、
出来るだけ早めに使い切るのが理想です。

冷凍してある母乳は、ただ単に温めて解凍すれば良い、というものではありません。
母乳には、タンパク質や免疫物質など、赤ちゃんの発育に
重要な成分が含まれています。
これらの成分を壊さないように解凍しなくてはいいので、
電子レンジで温めたり、ましてやお鍋で沸騰させたりするのは厳禁です。
栄養成分は、ほとんどが熱によって壊れてしまうので、
熱しすぎるとせっかくの母乳が台無しになってしまいます。
冷凍したものは熱を通さなくてはいけない、というイメージがありますが、
母乳の場合は当てはまらないのです。

冷凍してある母乳の上手な解凍方法は、時間がかかりますが、
流水で解凍するのが一番です。
流水解凍なら、栄養成分は確実に壊れないので、
赤ちゃんにしっかりと栄養を与えることが出来ます。
もし、どうしても時間がない、急いでいるという場合だったら
ぬるま湯で解凍しましょう。

ぬるま湯でも解凍には時間がかかりますが、流水よりは早く解凍することが出来ます。
解凍したあとは、人肌程度まで温めて、哺乳瓶に移し替えて与えてあげてください。